井戸底より

とりとめのない散文、水底に沈んだ駄文

自作キーボード②:構成を考える

とりあえず自作キーボードに求めるもの・やりたいことを列挙

左右分離型

いま自作キーボードをやりたい一番の理由は「左右分離型キーボードが欲しい!」なのでこれはマスト。液タブで作業する時にキーボードが邪魔になって使えないのを解決したい

 

 総費用6~8000円、最悪でも10kまで

 金に糸目を付けないならキット買えばいいんじゃ!

 自作するからには出来る限り安く済ませたいよネ。初手Endgameを目指します

 

基板は自作

基板の設計から発注、表面実装まで一通りやってPCB関連スキルを獲得したい。

ところでKiCADとEagleってどっちが良いんでしょうね(イマサラタウン

 

3Dプリンターで外装作成

アクリル板とかステンレスで外装作るのは高くつくので3Dプリンターで外装を作ろうと思う(将来的には作り替えるかもしれないが)。せっかくなので† 人間工学に基づいたデザイン †っぽい感じに仕上げたい。エルゴなんとかとかいうアレ

ついでに造形物の表面処理とかも試してみたい

 

目標はこんな感じで。

 

 

秋月のdevkitじゃなくて直接ESP-WROOM-32とか通信系のICをハンダ付けして載せたいなーと思っている。ホットプレートリフローを試すつもり

 

あとこれが気になっている。右手側にこれ載せればマウスからも解放されるのでは...?しかし高いので二の足を踏んでいる

yushakobo.jp

自作キーボード①:試作品

自作キーボードがしたいので必要な機能、構造を確認するためにあり合わせの材料でゲームパッドっぽいのを試作した。

普段は矢印キーでの三本指操作に慣れているからこの持ち方は超絶やりにくかった。まぁ試作品だし多少はね?

 

構成は見たまんまだけど

・2x5キーマトリクス

・ESP32

を使用。

 

プログラミングはarduinoで. ProMicroなどで使えるKeyboard.hと同等以上のHID機能をESP32のBluetooth経由で使えるようにする便利ライブラリのおかげで労せずに実装が出来た。プログラムは3ms周期で入力ピンのdigitalReadをぶん回してるだけ

github.com

↑これBluetoothマウス版もあるらしいけどジョイスティック操作とかもできそうですね

 

もちろん同時押しには対応している。はじめ出力ピンにだけダイオードを仕込めば同時押しには問題ないと思い込んでいたが実際は3キー以上の同時押しを処理するにはキーマトリクスの全てのキーに直列にダイオードを設けないといけない。検索能力の低さが露呈...

 

チャタリングは特に対策していないが文字入力に関してはさほど気にならなかった。しかし大文字入力の時に長押しが効かなかったり時々低速移動が発動しないことがあったりShift周りで入力に若干問題があるくさい?原因究明と何かしらの対策は打っておく方が良いかも。